コラム

スターターデッキのリーダーは3人——3人目の我愛羅は判明済み38枚に0枚で、特徴「砂隠れの里」も0件。先に判明した2枚から「券面のどこを見れば差が分かるか」だけは絞れている

この記事は当サイトによる考察・コラムです。公式発表の事実と区別するため、根拠と推測を明記しています。

リーダーが3人、名前で出ました。うずまきナルト、うちはサスケ、我愛羅です。

2026年10月10日のバンダイ公式プレスリリースで、2027年6月の発売時に並ぶスターターデッキ3種のリーダーが判明しました(発表の全体像は【速報】発売は2027年6月にまとめました)。

The three Starter Decks, centered on Naruto Uzumaki, Sasuke Uchiha, and Gaara, come pre-constructed with all the cards needed to start playing

Built around a different Leader, each deck features a unique lineup of ninjas and its own strategic play style.

「それぞれ別のリーダーを軸に組まれ、デッキごとに忍のラインナップと戦術が違う」と書かれています。

では、その「リーダーの違い」は券面のどこに出るのでしょうか。判明済みのリーダーカードを並べてみたら、答えがかなり絞れました。

2枚判明済みのリーダーカードカードDB38枚のうち
0か所2枚の数値が違う欄LIFE・DMG・POWとも一致
2か所2枚が違う欄1つ目の効果と特徴
0枚我愛羅のカード特徴「砂隠れの里」も0件

この記事の前提: 以下の集計はすべて、当サイトのカードデータベースに2026年10月11日時点で登録済みの38件を全数集計したものです。各カードの出典は公式サイト「NARUTOカードゲームとは」のサンプル画像、Gen Con 2026 で配布された公式プレイマット、および Gen Con 2026 で配布された英語版デモカード(SAMPLE透かし・NOT FOR SALE表記)のスキャン画像で、個別の出典URLは各カードページに記載しています。公式のルールブック・カードリストは未公開で、どのカードがどの製品に収録されるかも1枚も発表されていません。本記事の「0枚」は「まだ公開されていない」という意味で、「そういうカードが存在しない」という意味ではありません。デモカードの仕様が製品版と異なる可能性もあります。

1. 判明済みのリーダーカードは2枚だけ——数値が完全一致している

カードデータベース38件のうち、種類が「リーダーカード」として確認できているのは2枚だけです。うずまきナルト(N-001)とうちはサスケ(N-012)。

券面の数値欄を並べます。

項目N-001 うずまきナルトN-012 うちはサスケ
LIFE1515
DMG11
POW33
レアリティLL
丸囲みアイコン11
チャクラコスト欄なし欄なし

6項目すべて一致しています。 DMG欄の「1」はどちらも稲妻をあしらったデザイン数字で、カード番号の右にある意味未発表の丸囲み「1」のアイコンも共通です。

この一致自体は、当サイトがうちはサスケ リーダー(N-012)の分析(2026年9月22日)の§7で既に指摘した内容です。本記事があらためて並べ直すのは、今回「リーダーは全部で3人」と発表されたことで、この一致が「3人目で崩れるのか、続くのか」という確かめられる問いに変わったからです。

リーダーカードはキャラクターカードと違ってHP欄がなく、代わりに LIFE 欄があります。公式サイトは勝利条件を「相手のリーダーのLPを0にすると勝利」と説明しており、券面の表記は「LIFE」です(この表記の違いはFAQにも書いています)。

つまり現時点で、「リーダーごとにライフが違う」「攻撃力が違う」という証拠は1つもありません。 2枚しか判明していないので「すべてのリーダーが15」と言うこともできませんが、少なくとも判明している範囲では数値で差を付けていません。

2. 違うのは「1つ目の効果」と「特徴」の2か所だけ

数値が同じなら、違いはどこにあるのか。効果テキストを並べると、はっきりします。

N-001 うずまきナルト

  • 【起動メイン】自分のチャクラ1枚を裏向きにし、キャラ1枚を選ぶ:選んだカードを、このターン中、パワー+3。
  • 【Recovery】第2ターン以降、このカードをレストにし、自分のチャクラすべてを表向きにする。

N-012 うちはサスケ

2つ目の効果は、1文字も違いません。 どちらも【Recovery】で、第2ターン以降に自分をレストにしてチャクラを全部表向きに戻す——という同じ文章です。

リーダーカードは「全員共通の【Recovery】+そのリーダー固有の【起動メイン】」という作りになっている、と判明済みの2枚からは読めます。チャクラを使い切ったあとに回復する手段がリーダーに最初から備わっている、という設計です(【Recovery】が判明済みで唯一のチャクラ回復手段である点はうちはシスイ(N-016)の分析でも触れました)。

固有の【起動メイン】のほうは、性格がはっきり違います。

N-001 うずまきナルトN-012 うちはサスケ
コストチャクラ1枚を裏向きにするなし
使用回数の制限記載なし【ターン1回】
効果の対象場のキャラ1枚自分の手札とデッキ
持続このターン中即時
  • ナルトは「チャクラを払って盤面を押す」。チャクラ1枚を裏向きにするコストを払い、キャラ1枚にこのターン中パワー+3。回数制限の記載がないため、チャクラが続く限り重ねられる読み方になります(公式の裁定は未公開です)
  • サスケは「コストなしで手札の質を変える」。1枚引いて手札1枚をデッキの上に置く。【ターン1回】の制限付きで、場には何も起きません

同じ数値・同じ【Recovery】を持ちながら、片方は盤面、片方は手札に効く。 これが判明済みの範囲で見える「リーダーの差」です。

だから、我愛羅のリーダーカードで見るべき欄は決まっている

ここが今回の発表といちばん噛み合う部分です。公式は「デッキごとに戦術(play style)が違う」と書きました。判明済み2枚の構造をあてはめると、その戦術の差が出る欄は【起動メイン】と特徴であり、LIFE・DMG・POW ではない——という見立てになります。

もちろん、3枚目で数値が変わる可能性は否定できません。 むしろ我愛羅のリーダーカードは、「リーダーの数値は全員同じなのか」を確かめられる最初の機会です。判明したら、まずこの6項目を見比べます。

3. 特徴(トレイト)の差——里の特徴は3種類しか出ていない

もう1か所の違いは特徴です。

  • N-001 うずまきナルト: 風 / 人柱力 / 木ノ葉隠れの里 / 第七班
  • N-012 うちはサスケ: 火 / 雷 / うちは一族 / 鷹

どちらも4つずつで、同じ数です。中身を見ると、並びの作りも似ています。

枠N-001N-012
属性風火・雷
血筋・体質人柱力うちは一族
里木ノ葉隠れの里(記載なし)
班・組織第七班鷹

サスケは属性が2つある代わりに里の特徴が付いていません。これは原作で木ノ葉を抜けた立場と整合しますが、公式が理由を説明しているわけではありません。

では、判明済み38枚で「里」の特徴はどれだけ出ているのか。特徴が判明している34枚を数えると、里として登場するのは3種類だけです。

判明済みカードに登場する「里」の特徴(特徴が判明している34枚の集計・2026年10月11日時点)
木ノ葉隠れの里20枚
音隠れの里 大蛇丸1枚
雨隠れの里 大蛇丸(別イラスト)1枚
砂隠れの里0枚

砂隠れの里は0件です。 木ノ葉隠れの里が20枚で圧倒的に多く、残りは大蛇丸に付いた2種類(同じキャラクターの別カードで里の表記が異なります)だけ。

なお、「五影」の特徴を持つカードは判明済みで1枚だけで、波風ミナト(N-007)に付いています(風・雷・五影・木ノ葉隠れの里)。里の長を示す特徴の枠自体は、すでに存在することが分かっている状態です。我愛羅のカードにどの特徴が付くかは、当然まだ発表されていません。

4. 我愛羅は38枚中0枚——キャラクター名別の集計

最後に、キャラクター名で数えます。カードデータベース38件を名前で集計し、複数枚あるキャラクターと我愛羅を並べるとこうなります。

キャラクター名別の枚数(カードDB登録済み38枚・2026年10月11日時点。2枚以上のキャラクターと我愛羅)
うずまきナルト スターターのリーダー6枚
うちはサスケ スターターのリーダー6枚
自来也2枚
うちはイタチ2枚
大蛇丸2枚
春野サクラ2枚
我愛羅 スターターのリーダー0枚

スターターデッキのリーダー3人のうち2人が、判明済みカードの最多タイ(各6枚)です。 そして3人目は0枚です。

我愛羅については、リーダーカードもキャラクターカードもEXキャラクターも、公式サイトのイラスト紹介も、1枚もありません。 当サイトは7月の開設以来、公式が出した券面・イラストをすべて登録していますが、「我愛羅」という名前が出たのは今回の発表が初めてです。

これは我愛羅だけの話ではありません。判明済み38枚に登場するキャラクターは、木ノ葉隠れの里の忍と、大蛇丸・鷹(香燐・重吾・鬼灯水月)のグループにほぼ限られています。砂隠れの里のキャラクターは1人も出ていません。

5. 大事な前提——「どのカードがどの製品に入るか」は0枚

ここまで判明済みカードと発表内容を突き合わせてきましたが、最後に絶対に外せない前提を書きます。

公式は、どのカードがどの製品に収録されるかを、まだ1枚も発表していません。

N-001・N-012 はいずれも公式サイトの遊び方紹介や Gen Con 2026 のデモカードとして出たもので、製品版の仕様と同じとも発表されていません。

もう1つ。公式サイトは構築ルールとして「キャラクターカードはリーダーの色に合わせて編成する」と説明していますが、色が確定しているカードは判明済み38枚で0枚です。したがって、

  • 3つのスターターデッキがそれぞれ別の色なのか
  • 我愛羅のリーダーがナルト・サスケと違う色なのか

は、どちらも未発表です。「3デッキだから3色」という書き方は、公式が言っていないことになります。

まとめ

  • 発売時のスターターデッキ3種のリーダーはうずまきナルト/うちはサスケ/我愛羅
  • 判明済みのリーダーカードは N-001 と N-012 の2枚だけで、LIFE 15・DMG 1・POW 3・レアリティL・丸囲み「1」が完全一致
  • 違うのは【起動メイン】(1つ目の効果)と特徴の2か所だけ。2つ目の【Recovery】は同じ文章
  • ナルトは「チャクラを払って盤面を押す」、サスケは「コストなしで手札の質を変える」。公式が言う「デッキごとに違う戦術」は、この欄に出ていると読める
  • 我愛羅は38枚中0枚。特徴「砂隠れの里」も0件で、砂隠れの里のキャラクターは1人も判明していない
  • ただし収録製品が判明したカードは0枚で、色が判明したカードも0枚。「N-001がナルトのスターターのリーダー」は公式の記述ではない

次に日程が判明している発表枠は2026年12月のジャンプフェスタ2027です。我愛羅のリーダーカードが出たら、この記事の6項目の比較表に3列目を足して更新します。

出典

出典: www.prnewswire.com

この記事に関連するカード

この記事に関連する製品

関連記事

← 最新情報一覧へ