コラム

【一覧】NARUTOカードゲームで判明しているキーワード表記まとめ——全13表記の日英対応と、表記を持つカード全リスト

この記事は当サイトによる考察・コラムです。公式発表の事実と区別するため、根拠と推測を明記しています。

7月29日の情報解禁で、公式サイト「NARUTOカードゲームとは」ページにサンプルカードの画像が掲載され、効果テキストに使われるキーワード表記が初めて読み取れるようになりました。この記事では、現時点で券面から確認できるキーワードを一覧にまとめます。

大前提として、ルールブック・総合ルールは未公開です。以下はいずれも「サンプルカードの券面にこう書かれている」という事実の記録であり、各キーワードの正式な定義・処理手順は公式から発表されていません。効果の細かい挙動については、今後のルール公開で判明・変更される可能性があります。

追記(8月2日): 各キーワードは、1表記1ページのキーワード・効果表記解説としても公開しました。Gen Con 2026で新たに確認された【クイック】【サポート発動時】などを含め、各表記を持つカードの一覧つきで個別に解説しています。

追記(8月19日・全面更新): 公開当初の本記事は、7月29日公開のサンプルカード7枚をもとに8表記を並べたものでした。その後Gen Con 2026のデモカードなどで券面が読めるカードが大きく増えたため、確認できる全13表記と、各表記を持つカードの全リストに一覧を差し替えました。集計対象はカードデータベースに登録済みの38件です。

判明しているキーワード表記の一覧——全13表記

src/data/keywords.json に登録済みの13表記を、性質別のカテゴリごとに並べます。「枚数」は、当サイトのカードデータベースでその表記が券面に確認できるカードの枚数です。

能力(2表記)

表記英語版の表記枚数確認できるカード
【速攻】[Rush]4うずまきナルト N-003うちはサスケ N-014(以上は券面に印刷)/波風ミナト N-007(条件を満たすと得る)、山中いの N-011(味方に付与する)
【Recovery】[Recovery]2うずまきナルト N-001うちはサスケ N-012

タイミング(8表記)

回数制限(1表記)

表記英語版の表記枚数確認できるカード
【ターン1回】[Once Per Turn]2山中いの N-011うちはサスケ N-012

登場・プレイ(2表記)

表記ごとの枚数(判明済み38件のうち券面で確認できるもの)
【サポート】12枚
【相手のアタック中】6枚
【登場時】5枚
【速攻】4枚
【登場条件】4枚
【起動メイン】3枚
【Recovery】2枚
【ターン1回】2枚
【自分のメイン中】2枚
【サポート発動時】2枚
【クイック】2枚
【アタック時】1枚
【自分のターン中】1枚

枚数から見えること: 13表記のうち【サポート】が12枚と突出していて、2位の【相手のアタック中】6枚の倍あります。つまり判明済みカードの効果は、伏せ札から発動するものが中心です。逆に、1枚でしか確認できていない表記が2つ(【アタック時】【自分のターン中】)あり、これらは今後カードが増えたときに実際の役割が見えてくる部分です。

以下、性質ごとに分けて見ていきます。

1. 効果を使うタイミングを示す表記

【起動メイン】([Activate: Main])

自分から能動的に使う効果の頭に付く表記です。リーダーカード「うずまきナルト」(N-001)では、次のように書かれています。

【起動メイン】自分のチャクラ1枚を裏向きにし、キャラ1枚を選ぶ:選んだカードを、このターン中、パワー+3。

英語版の表記が [Activate: Main] であることから、自分のメインフェーズなど特定のタイミングで起動する効果を示す表記とみられます(フェーズの正式な名称・構成は未発表)。コロン(:)の前がコスト、後ろが効果という書式になっている点も読み取れます。

【ターン1回】([Once Per Turn])

使用回数の制限を示す表記です。リーダーカード「うちはサスケ」では【起動メイン】【ターン1回】と2つ並べて記載されています。

ここで注目したいのは、うずまきナルトの【起動メイン】には【ターン1回】が付いていないという点です。券面どおりに読めば、ナルトのパワー+3効果はチャクラを支払える限り1ターンに複数回使える可能性があります。ただしこれも総合ルール次第なので、現時点では「表記に差がある」という事実の確認にとどめます。

【Recovery】

両方のリーダーカードに共通して書かれている効果です。

【Recovery】第2ターン以降、このカードをレストにし、自分のチャクラすべてを表向きにする。

チャクラカードは「チャクラを使用する際、このカードを裏向きにする」(C-001)と書かれているため、使って裏向きになったチャクラを、リーダーをレストにすることで一斉に表向きへ戻す——という関係が読み取れます。「第2ターン以降」という条件が付いているため、先攻1ターン目には使えない設計とみられます。

なお、このバッジ名は英語版画像の「Recovery」表記から取っています。日本語版の画像は表示サイズが小さく、対応する日本語表記が判読できていません。日本語版での正式な名称は今後の情報公開待ちです。

【相手のアタック中】([During Your Opponent’s Attack])

相手のターン中に割り込む効果のタイミング表記です。キャラクターカード「奈良シカマル」(N-008)に登場します。

【サポート】影真似の術 【相手のアタック中】このカードを登場させ、そのアタックを中止させる。

公式サイトが英語版で「Use Chakra to activate face down support cards. Unleash Ninjutsu to stop their attacks!」と説明している、伏せカードによる割り込みを具体的なカードで示したものです。キャッチコピー「忍者は裏の裏を読むべし」の中身にあたる表記といえます。

【登場時】([On Summon])

場に出たときに誘発する効果の表記です。EXキャラクター「ガマブン太」(N-005)に記載されています。

【登場時】自分のトラッシュからEXキャラ以外の「うずまきナルト」か「自来也」か「波風ミナト」1枚を登場させる。

その後の情報公開で5枚に増え、EXキャラクター(N-003N-005N-014N-022)だけでなく、通常のキャラクターカードうちはイタチ N-013にも付くことが確認できました。

【アタック時】([When Attacking])——Gen Con 2026で初確認

アタックしたときに誘発する表記です。判明済みでは重吾 N-019の1枚だけで確認できます。

【アタック時】自分のデッキの上から1枚公開し、公開したカードが「うちはサスケ」か{鷹}特徴を持つカードで、EXキャラ以外ならば、そのカードを登場させる。

【登場時】が「場に出た瞬間」なのに対し、こちらは攻撃という行動そのものに紐づくトリガーです。デッキトップをめくる効果の全体像は8/10のデッキトップ操作の記事にまとめました。

【自分のメイン中】([During Your Main])——Gen Con 2026で初確認

自分のメインのタイミングで発動する【サポート】に付く表記です。判明済みの2枚は、どちらも全体除去でした。

【サポート】螺旋丸
【自分のメイン中】キャラすべてをKOする。(うずまきナルト N-004千鳥も同一テキスト)

【起動メイン】が場のカードを起動する表記であるのに対し、【自分のメイン中】は伏せてあるサポートを自分の番に表にする表記、という使い分けに見えます。ただし両者の正式な定義は未発表です。

【自分のターン中】([Your Turn])——Gen Con 2026で初確認

自分のターンのあいだ継続して働く条件を示す表記です。判明済みでは波風ミナト N-007の1枚だけです。

【自分のターン中】このキャラのパワーが10以上ならば、このキャラは【速攻】を得る。

上の3表記(【アタック時】【自分のメイン中】【自分のターン中】)は、いずれもGen Con 2026で配布された英語版デモカードから確認されたものです(会場写真での初報高画質スキャンでの判読)。

【サポート発動時】([Support Activated])——Gen Con 2026で初確認

サポートが発動されたことに反応する表記です。判明済みの2枚は、どちらも「そのカードを無効にする」効果でした。

【サポート】雷切
【サポート発動時】そのカードを無効にする。その後、自分のライフを2減らす。(はたけカカシ N-009

【サポート】別天神
【サポート発動時】そのカードを無効にする。その後、このターンから次の自分のターンのエンドフェイズまで、自分のチャクラを表向きにできない。(うちはシスイ N-016

どちらも無効化と引き換えに自分が代償を払う構成になっています。この点は8/19の対価の記事で他のカードと横断的に整理しました。なお「どのカードの発動に反応できるのか」(サポート以外にも反応するのか等)は未発表です。

【クイック】([Quick])——Gen Con 2026で初確認

判明済みの2枚は、どちらも伏せてある自分自身を場に出しながら効果を使う書式です。

【サポート】倍化の術
【クイック】キャラ1枚を選ぶ:このカードを登場させ、選んだカードはこのターン中、パワーが2倍になる。(秋道チョウジ

【サポート】水化の術
【クイック】キャラ1枚を選ぶ:このカードを登場させ、選んだカードはこのターン中、相手のサポート効果の影響を受けない。(鬼灯水月 N-021

タイミング表記としてどこまでの割り込みが許されるのか(相手のターンにも使えるのか)は未発表です。他TCGの「クイック」に相当する表記なら相手のターンにも使えそうですが、券面からは確定できません。キャラが場に出るルートの全体像は登場ルートの整理にまとめています。

2. 能力キーワード

【速攻】([Rush])

キャラクターそのものが持つ能力として確認できている唯一のキーワードです(【Recovery】はリーダー専用の効果名として使われています)。初出はキャラクターカード「山中いの」(N-011)の効果テキストの中で、カッコ書きで意味が併記されていました。

…自分の「山中いの」「奈良シカマル」「秋道チョウジ」すべては、このターン中、【速攻】を得て、パワー+5/ダメージ+1。 (このカードは登場したターンにアタックできる)

つまり【速攻】=登場したターンにアタックできるという定義が、券面上ではっきり示されています。裏を返せば、通常は登場したターンにアタックできない(=召喚酔いの仕様がある)ことも読み取れる、情報量の多い1枚です。

また、このテキストからは「秋道チョウジ」のカードも存在することが分かります。第十班の3人を揃えると全員が強化される、という特徴(トレイト)参照型の効果が最初のサンプルから示されているのは注目点です。

3. 登場・プレイの制限に関わる表記

【登場条件】([Summon Requirements])と「通常プレイできない」

EXキャラクター「ガマブン太」(N-005)の券面には、次の2行が並んでいます。

このカードは通常プレイできない。 【登場条件】自分のパワー10以上のキャラ1枚をトラッシュに置く。

公式サイトのEXキャラクターの説明「条件を達成すると登場させることができる強力なキャラクターカード」が、具体的なテキストとして確認できた形です。チャクラコストを支払う通常の登場とは別枠で、盤面のキャラを対価にする——という設計が読み取れます。

【サポート】([Support])

奈良シカマル(N-008)の効果の1行目に、【サポート】+術名(影真似の術)という形で記載されています。公式サイトの説明では、チャクラカードは「忍術などのサポート効果を発動する為に必要なカード」とされており、チャクラを支払って発動するサポート効果の見出しにあたる表記とみられます。

キャラクターカードが、場に出す用途とサポート効果の用途を兼ねる——つまり1枚のカードに2つの使い道がある可能性を示す表記であり、デッキ構築・プレイの両面で重要になりそうな部分です。

判明済みでは12枚と、13表記のなかで最多です。しかもこの12枚は、券面にコスト欄(数字)を持つカードと完全に一致しています。読み合いの実際は伏せ札の読み合い入門にまとめました。

4. 効果テキストに出てくる用語

キーワード表記以外に、効果テキストの中で使われている用語も整理しておきます。

  • レスト: カードを横向きなどの状態にすること。「登場カードをレストにし、キャラカードを登場できる」(S-001)、「このカードをレストにし、自分のチャクラすべてを表向きにする」(リーダー)で使用
  • トラッシュ: 捨て札の置き場。「自分のトラッシュから…登場させる」「トラッシュに置く」(ガマブン太)で使用
  • 裏向き/表向き: チャクラの使用状態を表す。「チャクラを使用する際、このカードを裏向きにする」(C-001)
  • キャラ/EXキャラ: 効果テキスト内での略称。「キャラ1枚を選ぶ」「EXキャラ以外の」といった形で使われる
  • パワー/ダメージ: 数値修整の対象。「パワー+3」「パワー+5/ダメージ+1」

まだ分かっていないこと

券面から読み取れる表記が増えた一方で、ルールの骨格にあたる部分は依然として未発表です。

  • ターンの構成(フェーズの名称と順序)。【起動メイン】と【自分のメイン中】が指すタイミングの違い
  • レストしたカードがいつアクティブに戻るのか(登場カード・リーダーそれぞれ)
  • 【速攻】以外の能力キーワードの有無(判明済みでキャラが持つ能力は【速攻】1つだけ)
  • 【クイック】が相手のターンにも使えるのかどうか
  • 【サポート発動時】が反応できる範囲(サポート以外の発動にも反応するのか)
  • キーワードの正式な定義と処理順(効果が同時に誘発した場合の解決順など)
  • 【Recovery】の日本語版での表記
  • カード番号の右にある丸囲み「1」アイコンの意味

Gen Con 2026 の世界最速体験会(現地時間7月30日〜8月2日)でデモカードの券面が大量に判読できるようになり、表記は8種から13種に増えました。一方でルールブック・総合ルールの公開は依然として未定で、上のような処理の詳細は10月のNew York Comic Con 2026以降の情報公開待ちです。

発売までにできる準備

キーワードの正式な定義が出るまでは、表記を覚えるより「読み方の型」を身につけておくほうが有効です。上に並べた表記も、①いつ使えるか(タイミング)②何回使えるか(回数制限)③何を支払うか(コスト)④何が起きるか(効果)という4点に分解して読むと整理しやすくなります。これは他TCGでも共通する読み方です。

より基礎的な準備については上達ロードマップ、用語の意味は用語集、判明しているカードはカードデータベースにまとめています。ゲームシステム全体の読み解きはゲームシステム第一報の記事もあわせてどうぞ。

新しいキーワードが確認できしだい、この記事に追記していきます。

出典: www.naruto-cardgame.com

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