コラム

判明済みキャラクターは20人・カード34枚——「うずまきナルト」が6種類ある理由と、版ごとに変わる特徴欄

この記事は当サイトによる考察・コラムです。公式発表の事実と区別するため、根拠と推測を明記しています。

「このキャラ、カードになるの?」——未発売のカードゲームで、いちばん知りたいことのひとつです。

「NARUTOカードゲーム」は、7月29日の情報解禁Gen Con 2026のデモカードで、カード名が確認できるキャラクターが20人・カードが34枚まで増えました。

この記事では、その20人を一覧にしたうえで、「同じキャラクターの別バージョン」が何を意味するのかを整理します。結論から書くと、いちばん大きな発見はこれです。

同じ「うずまきナルト」でも、版によって特徴欄の先頭(属性)が違う。属性はキャラクターにではなく、カード1枚1枚に付いている。

この記事の前提: 以下は当サイトのカードデータベースに登録済みのカードから集計したものです。出どころは公式サイト「NARUTOカードゲームとは」のサンプル画像と、Gen Con 2026で配布された英語版デモカード(SAMPLE透かし・NOT FOR SALE表記)のスキャン画像で、日本語表記は既出カードにならった参考訳を含みます。公式のカードリストは未公開で、これはあくまで「現時点で表に出ている分」です。

判明済みキャラクター20人の全一覧

カード名が読み取れているキャラクターは、20人です(口寄せ動物2体を含みます)。

キャラクターカード枚数
N-001うずまきナルト6枚
N-012うちはサスケ6枚
N-006自来也2枚
N-013うちはイタチ2枚
大蛇丸2枚
春野サクラ2枚
N-009はたけカカシ1枚
N-007波風ミナト1枚
綱手1枚
N-016うちはシスイ1枚
N-008奈良シカマル1枚
N-011山中いの1枚
秋道チョウジ1枚
日向ヒナタ1枚
N-010香燐1枚
N-019重吾1枚
N-021鬼灯水月1枚
うずまきボルト1枚
N-005ガマブン太1枚
N-022マンダ1枚
合計34枚

キャラクター以外では、チャクラカード C-001登場カード S-001・プロモのCP-001が判明しており、カードデータベースの総登録数は37枚です。

34枚の内訳——「効果まで読める20枚」と「名前と特徴だけの12枚」

同じ34枚でも、どこまで読めているかには大きな差があります。ここを混同すると集計を誤ります。

  • 公式サイトのカード種類紹介・遊び方の図解、およびGen Con 2026のデモカード22枚
    カード番号・ステータス・効果テキストまで
  • 公式サイト「NARUTOカードゲームとは」のARTWORKギャラリー12枚
    カード名と特徴欄まで(カード番号・効果は不明)

重要な注意: ARTWORKギャラリーの12枚は、表示されている数値が12枚すべてDMG3・POW6・HP6で共通です。これは実際のステータスではなく、レイアウト確認用の共通表示とみられます。ステータスの全一覧記事でこの12枚を集計から外しているのは、この理由によります。この記事でも、数値には一切触れません。

発見1: ナルトとサスケの2人で、全体の3分の1

34枚のうち、うずまきナルトが6枚・うちはサスケが6枚2人で12枚=全体の35%を占めています。

カード34枚のキャラクター別内訳
  • うずまきナルト 6枚(18%)
  • うちはサスケ 6枚(18%)
  • その他18人 22枚(65%)

うずまきナルトの6枚は、こう分かれます。

カード種別特徴欄
N-001N-001リーダーカード風 / 人柱力 / 木ノ葉隠れの里 / 第七班
N-003N-003EXキャラクター風 / 人柱力 / 木ノ葉隠れの里 / 第七班
N-004N-004キャラクターカード / 人柱力 / 木ノ葉隠れの里 / 第七班
ギャラリー4枚目キャラクターカード / 木ノ葉隠れの里
ギャラリー8枚目キャラクターカード風 / 木ノ葉隠れの里
ギャラリー12枚目キャラクターカード / 人柱力 / 木ノ葉隠れの里 / 第七班

うちはサスケの6枚は、さらに幅があります。

カード種別特徴欄
N-012N-012リーダーカード火 / 雷 / うちは一族 / 鷹
N-014N-014EXキャラクター火 / 雷 / うちは一族 / 鷹
千鳥キャラクターカード雷 / うちは一族
ギャラリー3枚目キャラクターカード / 木ノ葉隠れの里
ギャラリー7枚目キャラクターカード雷 /
ギャラリー11枚目キャラクターカード雷 / うちは一族

主人公2人を厚く用意する——バンダイの他TCGでもよく見る構成ですが、実際の数字で確認できたのは収穫です。逆に言えば、判明済み20人は「ナルトとサスケに関係の深い人物」に強く偏っているとも読めます。木ノ葉隠れの里・うちは一族・鷹(大蛇丸離反後のサスケのチーム)で、20人のほとんどが説明できてしまいます。

発見2: 同じキャラでも、特徴欄の先頭(属性)が版で変わる

ここが本題です。

カード券面の読み方で整理したとおり、特徴欄の先頭には必ず「風・火・雷・水・特・体術」などの属性系の表記が来ます。この先頭の表記が、同じキャラクターの別バージョンで一致していません。

複数の版があるキャラクター6人を並べると、こうなります。

  • うずまきナルト — 版ごとの先頭の特徴: (N-001・N-003・ギャラリー8)/(N-004・ギャラリー4・ギャラリー12)(一致するか: ✗)
  • うちはサスケ — 版ごとの先頭の特徴: 火・雷(N-012・N-014)/(千鳥・ギャラリー7・ギャラリー11)/(ギャラリー3)(一致するか: ✗)
  • 自来也 — 版ごとの先頭の特徴: (N-006)/(ギャラリー5)(一致するか: ✗)
  • うちはイタチ — 版ごとの先頭の特徴: (N-013)/(ギャラリー6)(一致するか: ✗)
  • 春野サクラ — 版ごとの先頭の特徴: 体術(デモカード)/(ギャラリー9)(一致するか: ✗)
  • 大蛇丸 — 版ごとの先頭の特徴: (デモカード)/(ギャラリー1)(一致するか: ○)

6人中5人で、先頭の特徴が版によって違いました。

読み替えると、こうなります。

属性はキャラクターに紐づくのではなく、カード1枚ごとに設定されている。

これは当たり前のようでいて、デッキ構築の前提を左右します。「サスケは雷属性のキャラだから雷デッキに入る」という考え方が成立しないということだからです。同じサスケでも、火・雷の版もあれば、雷単の版も、特の版もある。採用するのは「キャラクター」ではなく「そのカード」です。

原作を知っていると、この違いはむしろ自然に見えます。ギャラリー3枚目のサスケは木ノ葉隠れの里、7枚目は、11枚目はうちは一族——サスケが作中でたどった立場の変遷が、そのまま特徴欄に反映されています。「どの時期のサスケか」がカードの特徴を決めているわけです。

注意: ARTWORKギャラリーの12枚は、11枚が特徴2つ、1枚(ギャラリー12枚目のナルト)だけが特徴4つの表示です。画像が小さいため、2つ表示のカードで3つ目以降が省略・見切れている可能性は残ります(4つ表示のカードが実在する以上、枚数制限ではないとみられますが、確定はできません)。上の一覧で確実に言えるのは先頭の表記が違うという点までです。

発見3: BORUTO世代のカードは、いまのところ1枚だけ

公式サイトは、参加シリーズを『NARUTO-ナルト-』『NARUTO-ナルト- 疾風伝』『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の全シリーズと明記しています。

一方、判明済み20人のうち BORUTO世代はうずまきボルトの1人だけです。特徴欄は「雷 / 木ノ葉隠れの里」で、父であるナルトの版(風・特)とは先頭の属性が違います。

つまり、シリーズとしてはBORUTOまで入ることが確定しているのに、公開されているのはまだ1枚。ここは今後のカード公開で大きく増える余地がある領域です。

デッキ構築を考えるうえで、いま押さえておけること

特徴(トレイト)の全一覧で整理したとおり、判明済みの効果テキストには「カード名で指名する」書き方「特徴で括る」書き方の2通りがあります。今回の版違いの話は、この2つの使い分けに直結します。

  • カード名を指名する効果は、版をまたいで対象にできる——ガマブン太 N-005の【登場時】は「EXキャラ以外の『うずまきナルト』」を指定しており、6種類のナルトのうちEX以外ならどの版でも対象になります
  • 特徴を参照する効果は、版を選ぶ——EXサスケ N-014の【登場条件】は「{鷹}特徴を持つ自分のキャラ」を要求します。サスケ自身でも、{鷹}を持たない版(千鳥・ギャラリー3・ギャラリー11)では条件を満たせません

「好きなキャラを入れる」と「効果が要求する特徴を揃える」は、別の作業だということです。同じキャラクターの中から、どの版を採用するかを選ぶ段階が発生します。

未確認: 同名カードをデッキに何枚まで入れられるか(カード名基準か、カード番号基準か)は未発表です。ここが決まらないと、版違いを何枚積めるかは計算できません。

この記事で扱わなかった、注意すべき食い違い

大蛇丸のギャラリー1枚目は、日本語版画像が「特 / 雨隠れの里」、英語版画像が「Special / The Legendary Sannin / Village Hidden in the Sound(音隠れの里)」と、内容そのものが食い違っています。日英で表記が揺れている例は公式サイトの言語差の記事でも扱いましたが、特徴欄の中身レベルで食い違う例はこの1枚だけです。上の集計では日本語版画像の表記を採っていますが、どちらが最終版かは分かりません。

まだ分かっていないこと

  • カードリストの全体像 — 34枚が全体の何%なのかは、総枚数が未発表のため不明です
  • 同名カードのデッキ投入枚数制限 — カード名基準か、カード番号基準か未発表
  • ギャラリー12枚のカード番号・ステータス・効果テキスト — すべて未公開
  • ギャラリー12枚の特徴欄が完全かどうか — 2つ表示のカードに3つ目以降があるかは確認できていません
  • 属性(風・火・雷・水・特・体術)がゲーム上どう機能するか — デッキの色を縛るのか、効果の参照先にすぎないのかは未発表です(特徴の記事でも同じ疑問を挙げています)

判明済みのカードはカードデータベースで1枚ずつ確認できます。券面の読み方はカードの読み方入門、特徴の全体像は特徴(トレイト)全まとめ、数値の相場はステータス全一覧にまとめています。基礎から順に押さえたい方は上達ロードマップからどうぞ。

新しいキャラクター・新しい版が判明するたび、この一覧も更新していきます。

出典: www.naruto-cardgame.com

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