コラム

大蛇丸だけが「木ノ葉」以外の里を名乗る——判明済み38件で「〇〇隠れの里」は3種類、木ノ葉以外の2つはどちらも大蛇丸のカードでした

この記事は当サイトによる考察・コラムです。公式発表の事実と区別するため、根拠と推測を明記しています。

カード1枚分析の第21回です。今回は大蛇丸を読みます。

このカードは除去カードを数えた記事(8/18)でもレスト状態の記事(8/26)でも、そして自来也(N-006)を読んだ記事(9/22)でも表に出てきました。ただし毎回「自来也と同文のもう1枚」としてで、この1枚そのものを読んだことはありません。

効果テキストの話は9/22で済んでいるので、今日は特徴欄とステータス欄を正面から見ます。そこに、判明済み38件で大蛇丸しか持っていない性質がありました。

3種類「〇〇隠れの里」と書かれた特徴判明済み38件で
2件木ノ葉以外の里どちらも大蛇丸のカード
4SR5枚で最も低いパワー大蛇丸。次は自来也の7

この記事の前提: 大蛇丸の券面は、Gen Con 2026で配布された英語版デモカードの高画質スキャン画像(SAMPLE透かし・NOT FOR SALE表記/Xユーザーの投稿)が出どころです。公式サイト・公式Xは、このカードの券面も日本語版のテキストも公開していません。 本文の日本語のカード名・効果テキストは、既出カードの表記にならった当サイトの参考訳で、サポート名「潜影蛇手」は英語版の「Striking Shadow Snake」から原作の対応する術名を当てた参考表記です。出どころが公式の公開画像ではないため、この記事には引用画像を載せません。 またカード番号は画像で見切れていて確認できていません。集計の母数は当サイトのカードデータベースに登録済みの38件(うち効果テキストが読めるのは24件、パワーとHPの両方が読めるキャラは20枚)です。

1. 券面を読む

項目記載
カード名大蛇丸
カード番号未確認(画像で見切れ)
カード種類キャラクターカード
レアリティSR
チャクラコスト2
DMG1
POW4
HP7
特徴特 / 伝説の三忍 / 音隠れの里

効果テキストは2行です。

【サポート】潜影蛇手 【相手のアタック中】レスト状態のキャラを2枚まで選ぶ:選んだカードをKOする。

この2行目が自来也(N-006)と1字も違わないこと、2枚のパワー/HPが 7/4 と 4/7 に入れ替わっていること、「2枚まで選ぶ」が判明済み唯一の複数体除去であることは、9月22日の自来也の記事で確認済みです。本記事では前提として扱い、以降は特徴欄とステータス欄を見ます。

2. 「〇〇隠れの里」は、判明済みで3種類しかない

特徴欄の3語目、{音隠れの里}から始めます。

特徴を集計した記事(8/3)では特徴を種類ごとに並べましたが、「里」だけを抜き出して数え直すと、判明済み38件で「〇〇隠れの里」と書かれた特徴は3種類だけでした。

「〇〇隠れの里」と書かれた特徴の出現数(判明済み38件)
木ノ葉隠れの里20件
音隠れの里 大蛇丸(本記事)1件
雨隠れの里 大蛇丸(アート版)1件

木ノ葉以外の里は2件しかなく、その2件はどちらも「大蛇丸」のカードです。

カード里の特徴出どころ
大蛇丸(本記事)音隠れの里Gen Conデモカードのスキャン画像
大蛇丸(アート版)雨隠れの里公式サイトARTWORKギャラリー

アート版のほうは公式サイトに載っている画像なので、{雨隠れの里}という特徴の存在自体は公式が公開した情報です。判明済みで木ノ葉以外の里が2つあること、その両方が大蛇丸に紐づいていることは、ここまでのカードDBから確実に言えます。

なおガマブン太(N-005)の{妙木山}は「山」で、「里」ではありません。忍里以外の地名としてはこれが唯一です。

3. 版によって里が「別の里」に置き換わるのは、大蛇丸だけ

同じキャラクターに複数バージョンがあることを整理した記事(8/9)のとおり、判明済みには同名のカードが何枚もあります。そこで、2枚以上あるキャラの里の記載を突き合わせました。

キャラ判明済み枚数里の記載食い違い
うずまきナルト6枚全部 木ノ葉隠れの里なし
うちはサスケ6枚アート版1枚だけ木ノ葉隠れの里、残り5枚は里の記載なし置き換えではなく欠落
自来也2枚両方 木ノ葉隠れの里なし
春野サクラ2枚両方 木ノ葉隠れの里なし
うちはイタチ2枚両方 里の記載なし({暁}のみ)なし
大蛇丸2枚音隠れの里 / 雨隠れの里別の里に置き換わっている

同じキャラなのに、版で里が「別の里」に書き換わっているのは、判明済みでは大蛇丸の1組だけです。

サスケのように「ある版には里があり、別の版には里がない」というパターンは欠落で、8/9の記事で確認した「版ごとに特徴欄の先頭(属性)が変わる」現象と同じ枠で説明できます。大蛇丸だけが、同じ枠に別の値が入っている形です。

ここからは推測です: 原作の大蛇丸は木ノ葉を抜けて音隠れの里を作り、雨隠れの里にも関わっています。カード2枚の里がそれぞれ別なのは、時期の違うバージョンを作り分けているように見えます。ただし公式は、里の特徴が何を意味するのか、カードごとに時期を表しているのかを一切説明していません。 アート版はARTWORKギャラリーの1枚で、ステータスも効果テキストも公開されていないため、そもそも2枚が別カードなのか同一カードの別表記なのかも確認できていません。

4. 里の特徴を参照している効果は、まだ1枚もない

デッキ構築の観点で気になるのは「里でまとめる意味があるのか」です。ここはまだ何も判明していません。

効果テキストが読める24件のうち、特徴を名指しして参照している効果は3枚だけで、参照されている特徴は2種類しかありません。

カード参照している特徴
N-013うちはイタチ N-013{うちは一族}
N-014うちはサスケ EX N-014{鷹}
N-019重吾 N-019{鷹}

参照されているのは{うちは一族}と{鷹}だけ。里の特徴を参照した効果は、判明済みで0枚です。

8/3の記事で「効果が参照する特徴は2つだけ」と書いた状況は、あれから新しいカードが1枚も公開されていないため、今日も変わっていません。{音隠れの里}でまとまるカードが出るのかどうかは、ルールブックとカードリスト待ちです。

5. パワー4は判明済み最小値——なのにレアリティはSR

ステータス欄に移ります。パワーとHPの両方が読めるキャラ20枚のうち、大蛇丸のパワー4は最小値です。

パワー該当カード
4大蛇丸・香燐 N-010・千鳥のうちはサスケ
5日向ヒナタ・鬼灯水月 N-021・うちはシスイ N-016・山中いの N-011・うずまきナルト N-004

ここで効いてくるのがレアリティです。判明済みでレアリティSRのカードは5枚あり、パワーを並べるとこうなります。

SR5枚のパワーは 11 / 10 / 8 / 7 / 4。大蛇丸だけが1桁前半で、次に低い自来也との差が3あります。

レアリティを集計した記事(8/17)では、Cの平均パワーがRの平均を上回っていることを確認しました。レアリティが高いほどステータスが大きいわけではない、という話です。その最もはっきりした例が大蛇丸で、同じSR・同じコスト2・効果テキストも1字違わない自来也がパワー7なのに、大蛇丸は4しかありません。

6. HPがパワーを+3上回る、最大タイの1枚

代わりに大きいのがHPです。20枚のHP−パワーの差を取ると、大蛇丸は+3で最大タイでした。

差該当カードパワー / HP
+3大蛇丸4 / 7
+3N-011山中いの N-0115 / 8
+2香燐 N-010・マンダ N-0224 / 6・8 / 10

さらに、パワー4の3枚はいずれもHPがパワーより大きい(大蛇丸 4/7・香燐 4/6・千鳥サスケ 4/5)という並びになっています。

ここは未確認です: パワーとHPがバトルでどう使われるのかは、公式ルールブックが未公開のため確定していません。アタックカードを整理した記事(8/23)の時点から、パワーが攻撃時の比較値なのか、HPが受けられるダメージ量なのかは推測にとどまっています。「パワーが低くHPが高い」という並びが守りに向いた設計なのかどうかも、券面だけでは断定できません。

7. {伝説の三忍}は2枚だけ——3人目には付いていない

特徴欄の2語目、{伝説の三忍}を持つカードは判明済みで2枚だけです。

カード特徴
N-006自来也 N-006火 / 伝説の三忍 / 木ノ葉隠れの里
大蛇丸特 / 伝説の三忍 / 音隠れの里

ここで見落とせないのが、三忍の3人目のカードも判明しているという点です。

綱手(アート版): 特 / 木ノ葉隠れの里

綱手のカードには{伝説の三忍}が付いていません。 公式サイトのARTWORKギャラリーに載っているこの1枚は、特徴欄が{特}{木ノ葉隠れの里}の2語だけです。

つまり「三忍3人のカードが公開されているのに、{伝説の三忍}を持つのは2枚」という状態です。綱手のこのカードは、券面のステータスも効果テキストも公開されていません(8/9の記事で「名前と特徴だけ読める12枚」として数えた1枚です)。特徴欄が省略表示なのか、本当にこの2語だけなのかは分かりません。

8. SR5枚のうち、カード番号が未確認なのは大蛇丸だけ

最後に確認できていない項目です。SR5枚のうち、カード番号が読めていないのは大蛇丸の1枚だけです(他の4枚は N-003・N-006・N-007・N-014)。

カード番号の体系を整理した記事(9/7)のとおり、判明済みの N-0xx には N-002・N-015・N-017・N-018・N-020 が欠番として残っています。

ここは推測です: 大蛇丸の番号がこの欠番のどれかに入る可能性はありますが、どれなのかを示す材料は1つもありません。そもそも欠番が「未公開のカード」なのか、番号の飛びを含む体系なのかも9/7の記事の時点から未確認です。断定できません。

9. まだ分かっていないこと

  • カード番号(画像で見切れていて読めない。欠番のどれに入るかも不明)
  • {音隠れの里}{雨隠れの里}が効果に参照されるのか(里を参照する効果は判明済み0枚)
  • 里の特徴が「色」や所属とどう結び付くのか({特}の意味を含め公式の説明なし)
  • アート版の大蛇丸と同一カードなのか(アート版はステータス・効果が未公開)
  • 綱手のカードに{伝説の三忍}が本当に付いていないのか(特徴欄が省略表示の可能性)
  • 日本語版のカード名・効果テキスト・術名(確認できているのは英語版デモカードのみ)
  • 収録商品(どの製品に入るかは未発表)

いずれも公式ルールブック・カードリストの公開待ちです。判明し次第、カードDBのページとこの記事を更新します。

まとめ

  • 大蛇丸はキャラクターカード・レアリティSRで コスト2 / DMG 1 / POW 4 / HP 7、特徴は{特}{伝説の三忍}{音隠れの里}
  • 判明済み38件で「〇〇隠れの里」と書かれた特徴は3種類だけ(木ノ葉20件・音隠れ1件・雨隠れ1件)で、木ノ葉以外の2つはどちらも大蛇丸のカード
  • 同じキャラの版で里が別の里に置き換わっているのは大蛇丸だけ。ナルト・サクラ・自来也は版が変わっても木ノ葉のままで、サスケ・イタチは里の記載自体がない
  • 里の特徴を参照した効果は判明済みで0枚。参照されている特徴は{うちは一族}と{鷹}の2種類だけ
  • パワー4は20枚の最小値(香燐・千鳥サスケと並ぶ3枚)なのにレアリティはSR。SR5枚のパワーは 11 / 10 / 8 / 7 / 4 で、次に低い自来也との差が3
  • HP−パワーが+3は20枚で最大タイ(もう1枚は山中いのN-011)
  • {伝説の三忍}を持つのは2枚だけで、綱手のアート版には付いていない

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出典: www.naruto-cardgame.com

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